【2023年10月更新】大阪市の待機児童数・保育園数・定員数・入園倍率など、認可保育園の入りやすさがわかる最新情報をまとめました。
これさえ見れば大阪市の保育園の空き状況・受け入れ状況の実態がわかります。
大阪市で新規で保育園申込をし、入園できる確率は80.8%で、5年連続8割前後を推移しています。大阪市では5年連続で保育園の定員数の拡大が行われており、新規入園申請を行う子供の数は減少傾向であるため、今後も大きな悪化の見通し等はありません。
(※)全国平均の数字
出典の「100都市保育力充実度チェック」に掲載されている自治体のうち関東を除く自治体の平均値です。
「認可保育園に新規入園できた児童数」÷「認可保育園に新規入園申請をした児童数」を表し、100%に近いほど入園しやすい数字です。
入園できる確率を表すため、保育園の入りやすさに直結します。
年度 | 入園決定率 | 変化 |
2023年 | 80.8% | ( 1.9point) |
2022年 | 82.7% | ( 1.0point) |
2021年 | 81.7% | ( 2.7point) |
2020年 | 79.0% | ( 4.2point) |
2019年 | 83.2% | ー |
2023年は昨対1.0%増加しています。 全国の同年平均増加率が 0.6%の為、 大阪市は積極的に受け入れ先を増やしている様子が伺えます。
大阪市の直近5年の認可保育園の合計定員数の推移年度 | 合計定員数 | 変化 |
2023年 | 61,488人 | ( 1.0%) |
2022年 | 60,900人 | ( 0.5%) |
2021年 | 60,579人 | ( 2.4%) |
2020年 | 59,151人 | ( 2.6%) |
2019年 | 57,651人 | ー |
認可保育施設に新規で申し込みをした児童数です。 大阪市ではこの2年で大きな変化はありません。
大阪市の直近5年の認可保育園の新規入園申請数の推移年度 | 新規入園申請数 | 変化 |
2023年 | 13,983件 | ( 0.5%) |
2022年 | 14,052件 | ( 3.6%) |
2021年 | 14,582件 | ( 7.1%) |
2020年 | 15,690件 | ( 4.3%) |
2019年 | 15,039件 | ー |
上記のような保育環境により、大阪市の待機児童は2019年度は4人でした。
「待機児童数(※)」は人口の多さに比例し、なおかつ「隠れ待機児童(※)」の数字が入っていないため実際の保育園の入園のしやすさとの相関は低いです。参考値としてご覧ください。
年度 | 待機児童数 | 変化 |
2023年 | 4人 | (変化なし) |
2022年 | 4人 | ( 10人) |
2021年 | 14人 | ( 6人) |
2020年 | 20人 | ( 8人) |
2019年 | 28人 | ー |
大阪市の認可保育園の延長保育の実施率は75.5%で、 全国平均 (95.9%) よりは低いです。残業のある方は注意しておきましょう。
延長保育(※1)の実施率 76%
夜間保育(※2)実施園数 5
休日(日曜)保育実施園数 20
(※)延長保育とは
基本保育時間の前後で保育時間を延長できる制度です。
(※)夜間保育とは
基本保育時間が18時以降まであることを言います。夜間保育に更に延長保育をできる園もあります。
出典
「100都市保育力充実度チェック 2019〜2023」
(※)入園決定率、新規入園申請数は自治体によって辞退者の除外有無等の計測方法に違いがありますが、割愛しています。
その他エリアの待機児童数・入園倍率